夜間飛行

アラサー女のオタク生活記録

舞台「魔道祖師 遡洄編」感想 丁寧に突き落としてくれて有難う

こんにちは!まこです。

今回は舞台魔道祖師、第二段の遡洄編を見てきました。

ポスター単独の写真撮り忘れたので、ぬいとの記念撮影版

 

公式サイト

stage.mdzs.jp

 

公演内容のネタバレあり感想です。

また、原作既読のため、今後の展開に関するネタバレがあるかもしれません。

その辺りご了承ください。

 

 

全体の感想

よかった!!良すぎた!!後半ずっと泣いてました。

キャスト等の事前情報から義城編だなと心の準備はしていたのに、それでもしんどさは変わらず、むしろ目の前で繰り広げられるためダイレクトに伝わってくるのがもう……こっちの心が砕けるて

現在軸の無羨や忘機のやり取りが見ててほっとするのが救い。

とにかく本当にいい舞台でした。

 

あらすじ

鬼腕の導きで北西の地・清河にやってきた魏無羨と藍忘機。
「人食い霊堂」の噂を耳にして早速調査に向かうが、一足先に調べに来た金凌が窮地に追い込まれていた。
間一髪で金凌を救い出した二人は、その地を治める聶氏の宗主・聶懐桑が噂の内情を知っているとみて、話を聞くことに。
鬼腕が次に指差した南西へと旅を続ける二人は、やがて霧に覆われた不吉な町・義城に辿り着き、金凌、藍思追、藍景儀らと再会する。
大量の屍が現れた後、魏無羨は共情の術により、白瞳の少女・阿箐の記憶に触れる。
そこには、かつてこの町で彼女が曉星塵、薛洋、宋嵐と辿った哀しくも凄絶な過去が刻まれていた。
彼らの因縁は十数年前に起きたある惨劇へ遡る――。

公式サイトより引用


キャラクターについて

魏無羨

はいかわいい。今回はずっと現代パートなので過去編のやんちゃさはなく、言動からもやや理性的な感じがしました。笛を構える腕が綺麗で見惚れる。

全て通して藍湛への信頼が厚すぎて、何してても「見なよ俺の含光君を」ムーブがアツい。愛が深すぎる。

途中、場所移動の演出なのか客降りシーンが何回かあるんですが、序盤は藍湛を先頭に無羨が手を引かれて、中盤は逆に藍湛が手を引かれるのが何だか好きでした。

戦闘パートは一人だけ剣を持たないので、後衛職みたいに後ろからの術攻撃に徹しているのが差が際立っていい、でもしんどい。

 

藍忘機

立ち姿綺麗すぎる。1作目より格段にセリフが増えた気がする。無羨への愛を一つも隠す気ないし、彼に関わる全世界に嫉妬するのが好。

おんぶが恥ずかしいならお姫様抱っこ選ぶやつがどこに!!いるか!!!大の大人をノータイムでお姫様抱っこできる腕力がシンプルにすごい。

キャストインタビューなど拝見したら、藍湛らしく体幹を揺らさずお姫様抱っこする練習を二人で積んでくれたらしい、ありがとうしかない。

酔っ払い藍湛が可愛くてびっっくりした、首傾げるだけで国傾く可能性あります。抹額なしの額が綺麗すぎて見惚れる。

 

金凌

可愛いね~~~本当に何してても可愛い。お嬢様呼びがあまりにしっくりき過ぎる。

きらっきらの衣装で薬作るかまどを掃除しているの、良い。

霊犬の表現、ただのぬいぐるみじゃなく黒子さんつきで機動力あって感心した、ローラー付きの椅子に座って移動し、人間の足を後ろ足に見立ててる?

映像出演なのに江澄を本気で恐れてるし怒られてるところしゅんとしてて可愛い、なのに自由になった瞬間無羨逃がすの行動力ある~~

 

聶懐桑

不名誉な二つ名も頂き、より自分に自信ない感ましまし、扇に隠れる仕草が似合う大の大人って何なんだありがとう。壁の補修を監督してるのに再度壊されるところ不憫で好き。

 

曉星塵・宋嵐・阿箐

分かってはいたけどド鬱

まず前提としてシャオシンチェンって名前の響きがいいよね、暁の空に光り輝く星感がある。

目が見えない曉星塵が3人で過ごす日々が幸せそうであればあるほど、自らが宋嵐や人間を殺してしまった事実を突きつけられた時の落差がひどい。

宋嵐を差してしまったシーン、曉星塵はそのままにっこり笑ってるのがまた……何も見えてないんだもんな……宋嵐は悪くない、身を引いて立ち去る決意をしてくれてありがとう

中盤、曉星塵のふりをした薛洋が出てくる時、正体バレした瞬間本当に中身が違う、って感じの演技に切り替わってぞっとした。

最後に宋嵐と想い合うことが出来たときだけ、目隠しなしで視線を合わせることが出来るのが辛さに拍車をかけてました。

阿箐はいたずらっこ&きつい社会を生きてきたガッツ的な感じでだーい好き、薛洋の凶行を物陰から見ているマイムが本当に本当にしんどそうで、見てるこっちの胸が痛みました。戦闘中も、あんなカンカン杖の音で誘ったらそりゃ打たれるよ、覚悟の上過ぎる。

開場前のアナウンス、なんか本職の声優みたいに可愛い声の人がいるな、って思ってたら阿箐の方でした。声まで可愛い。

 

薛洋

お前が全部悪い!!!間違いなくそう!!!!

それなのに、曉星塵の遺体を前に復活の儀を執り行うときがガチ無言なのが心にきた、陣を描いた照明のオレンジ色、数日目に焼き付いて離れませんでした。あのシーン、無音なのに客席側からは押し殺した嗚咽が聞こえるんだよね……わかるよ……

自分の受けたことに見合わない復讐や曉星塵への裏切りなど、一つも擁護できる部分ないけどそれでも最終的に残った曉星塵への執着が大きすぎてちょっと……しんどすぎるかなって

演技が異次元にうますぎて、感情が引っ張られそうで恐ろしかったです。いいもの見せていただきありがとうございました。


演出や舞台設計について

中華ファンタジーということで、舞台装置の一部が透け感ある布で覆われててそこへの投影が綺麗でした。

鬼腕を抑える無羨と藍湛との演奏の時、赤と青の光の演出も好きだったなあ。無羨が人形を操って傀儡を追い払うシーンもダイナミックで良かったです。

森の中のシーン含め、背景が写真だけじゃなく水墨画風に加工されてるのが趣あって好き。

舞台装置はけっこうぐるぐる動かすことが多いイメージ、戦闘シーンとか特に。

江澄が今回映像出演ということで、モニターに映った収録済みのものとの掛け合いになっててもほぼ違和感なかったのはすごかったです。紫電の光も綺麗でした。


その他

久しぶりのシアターH、やっぱりアクセスの便が悪いのと、当日大井競馬場でレースがあり帰り道結構混雑していました。

時間に余裕を持った移動が大事ですね(乗り換え間に合わなそうでタクシー使いました)

物販はサクサク進んで決済方法も多数、欲しかったクリアカードがどの日も早々に売り切れてたので、そこだけちょっと残念でした。

 

いやー楽しかったです!!

この調子で行けばあと何作で完走できるのかだけちょっと心配、過去編*2、完結編で3年くらいかかりそう??どうあれ最後まで現地で見届けたいです。

 

次は珍しくチケットがまだないです!観劇予定なし!

夏のタイバニか、完結する刀剣乱舞かなと考えています。

 

それではまた!!

舞台「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」感想 漂うマッチの匂いと最高のバディ

こんにちは!まこです。

舞台「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」ゲ謎ステ見てきました!

血みたいな赤が印象的なポスター

 

公式サイト

www.kitaro-tanjo-stage.com

 

※年度末の忙しさに負け観劇から時間が経ってしまい、

記憶が薄れつつあるので、いつもよりダイジェスト気味で記載します。

また、映画版視聴済みのため諸々ネタバレがあります。

 

 

全体の感想

面白かった!!!

映画版という前提がありつつ、舞台版として限られた時間・空間で納得できるところまでやり切ってくれたことに感謝。人間が演じることで龍賀にまつわる因縁がリアリティを増して、沙代ちゃんには心底同情した。

舞台というコンテンツである以上、当然目の前の空間自体は広々しているのに、あちこちに置かれたお地蔵様や彩度の低い装飾で、どこか閉塞した薄暗い雰囲気を感じられる空気感もよかったです。

映画とほぼ同じ上演時間で舞台化するにあたり、やや説明不足な部分もあったように思いますが、全体として大満足でした。

 

あらすじ

昭和31年、日本の政財界を裏で牛耳る龍賀一族によって支配されていた哭倉村。

帝国血液銀行に勤める水木は当主・時貞の死の弔いを建前に野心と密命を帯び、また鬼太郎の父は妻を探すために、それぞれ村へと足を踏み入れた。

そんな中、村の神社にて一族の一人が惨殺される。 それは恐ろしい怪奇の連鎖の始まりだった。

時が、血が、彼らを出会わせた――。

映画公式より引用


キャラクターについて

ゲゲ郎は体のラインから下駄さばきまで期待通りでした!!!想像上のゲゲ郎の歩き方・座り方そのままで、画面からぬっと現実に出てきた感じ、いつもながら凄い。

アクションシーンは、刀や武器が少ない分足さばきメインで見ごたえありました。本格的なアクションが始まる途中までマジ下駄履いてました?転ばないの凄いな!

敵地に乗り込む前に着物の裾を捲って帯に挟み臨戦態勢に入るのもめちゃよかった。

水木は、映画版よりもう少し出世欲マシマシのギラギラサラリーマン感あってこれはこれでとても良かったです。セリフの量が物凄くて、水木目線からの状況解説と回想シーンの行き来で精神揺さぶられている感が伝わってきました。

二人並ぶとすごくしっくりくるバディ感。オタクが一生見たかった光景でした。ペダステ意識してか聞きこみシーンでエアステップ踏むの何でだろう、心臓が跳ね上がりましたありがとうございます。

他キャストも皆さん納得の縁起で大満足です。時貞役の方はこんな重い話&役回りで申し訳ないの気持ち。ラストお爺ちゃんの仮面をかぶったとき、体のバランスが全く合っていない様子が心底恐ろしかったです。

しいて言えば、沙代ちゃんだけ、感情乗せた演技の時少し台詞感があったなと思いましたが、全然許容できる範囲でした。綺麗に散ってくれて本当にもう……

 

演出や舞台設計について

まず煙草!かなり前方席だったのでガン見したんですが、たばこのシーンって本物のマッチ擦って火をつけてますよね…!?演劇で本当の火を使えるのってすごい。

煙草の煙というよりはマッチの火薬の匂いが立ち込める度、戦争回想シーンとの行き来や水木の感情の振れ幅が感じられてすごく良かったです。また、煙草自体があまり匂わない反面、孝三さんの葉巻は甘い香りがぶわっと広がって驚きました。

めちゃくちゃ頻繁に喫煙シーンがある&火をつけて1吸い2吸い位で次のシーンにいくので、残りどうするの?もう少し落ち着いて吸ってから行こう?って勝手に心配してしまった。

あとこれは私の感覚なんですが、マッチを箱から出して先端を擦るとき、自分から見て向こう側に擦るのが一般的かなと思っていたんですが、水木は自分から見て手前側に擦るんですよね。

これどっちが正解なんだろう?って調べたらどちらでもいいらしい。

マッチの擦り方については様々な考え方があります。

例えば、小学生が理科の実験で使用する場合、折れた軸が飛ぶ可能性があるので向こう側に擦りますが、仏前では仏様に火を向けるのは失礼なので手前側に擦るという考えもあります。

他人のタバコに火をつける時は、手前に擦って手を添えるのが一般的ですが、焚き火やバーベキューで使用する場合は、向こう側に擦ってそのまま投げ入れます。

このように、マッチを向こう側に擦る、手前側に擦る、どちらが正しいということはありません。
安全面に十分注意して、使用場面によって使い分けて頂ければと思います。

chugai-match.co.jp

大変学びになりました。

他人の煙草に火をつけるときは手前側なのかーと思うと、サラリーマン水木は日常的にそちらを選んでそう。

 

舞台転換やスクリーンの使い方も特に気になった部分はありません。暗転少なめで見やすかったです。妖怪投影も迫力ありました。

記憶に残っているのが、役者の顔をよく見せるためか、座敷牢の木枠の幅が跨いで出られそうなくらい広々だったこと。座敷牢=物理的に幽閉するという意味ではなく、指示に従いそこに「いる」なら見逃してやるという意味であれば納得。

 

その他

会場はサンシャイン劇場なので立地・館内環境に文句なしです。物販もスムーズで助かりました。

全体として、見に行けてよかった!です。いつか叶えばいいなと思っていた鈴木さん・村井さんの競演が最高の原作のもと上演されたことに感謝です。

 

また、今回観劇に合わせあんスタの10周年感謝祭企画にも行ってきました。

Valkyrie 衣装展 - Le placard de nos souvenirs -

こーーーれもめちゃめちゃめちゃ良かったです。ゲーム内で実装された大好きな衣装を360度全面鑑賞できるってすごい。

青天の鳩山会館

生地の違いや細かなスパンコール・装飾の縫い付け

現物見ながらキャラのボイスメッセージも聞けて、大変に満喫しました。リアルイベントって最高ですね。

 

次回観劇は今月!迫ってきたステそし!!

3時間30分という長丁場に今からわくわくしてます。

それではまた!

舞台「マイホームヒーロー」感想 想像してた100倍良かった

こんにちは!まこです。

いつの間にか年が明けていました、今年もどうぞよろしくお願いします。

昨年の感想、まだ書ききれていないので追いつくぞー!

11月、舞台「マイホームヒーロー」を見に行きました。

 

公式サイト

officeendless.com

 

品川の劇場といえばステラボールばかりだったので、
いつもと同じ坂上がってるのに別の建物に入っていくのが新鮮でした。

中央に舞台があるタイプの円形劇場、臨場感がすごいです

※原作全巻既読のため展開のネタバレがあります

 

 

 

全体の感想

想像してた100倍良かった!!!!!

脚本も、演出も、全部とても良かった。もっともっと人気になってほしい、1回で終えてしまうのもったいないくらいの体験だった。

原作自体かなり長いので、1部を綺麗に終わらせて、その上で罪は罪として零花に語らせ最終回に繋げるってやり方が上手。

センターステージを生かして、どの役者さんもしっかり本役の恰好で出てきているのに、次の瞬間にはモノローグだったり通行人だったり半グレだったりいろんな役に入れ替わり、それが全く違和感なく進行されていて驚いた。

殺人事件が起きてからの数時間~数日間、目まぐるしく変わる舞台上の状況から目が離せなくなりました。

いやーいいもの見ました、2025年で見た舞台の中で一番でした。


あらすじ

(アニメ版公式サイトより引用)

「47年間、一度も刑法を犯さずに生きてきた。
だけど、今日から殺人鬼だ。ああ……」

人が人を殺してしまうとき、一体どんな気持ちでいたのかを、
しがない会社員、47歳の鳥栖哲雄は、
ふつふつと煮えていく死体を前に思っていた——。

さかのぼること、わずか数時間前。

哲雄は、反抗期の娘・零花に煙たがられながらも、
愛する妻・歌仙と共に、彼女の成長を誰よりも願い、日常を送っていた。

ある日、哲雄が一人暮らしを始めた零花を訪ねると、
その顔に殴られたようなアザがあることを見つける。
問い詰めても零花は答えない。

意を決した哲雄は零花の家に忍び込み、クローゼットに身を隠す。
そこで目にしたのは、零花に手を上げた“半グレ”彼氏・麻取延人。
さらに延人は元カノを殴り殺した過去を持ち、ヤクザと共に、
零花を貶める“ある計画”を進める超危険人物だった———!

「零花だけは守らなきゃ。
たとえ僕たち夫婦に、最悪の結果が訪れても……」

愛する家族のため、“ただの弱いおじさん”は、
裏社会の猛者たちを相手に、
命と知力を賭けた闘いを始める!

 


キャラクターについて

哲雄

くたびれたおじさん感はさすがにちょっと薄いけど、服装・着こなしから幸薄い感じが出ててよかった。

娘のためなら何でもする、何でもできるって覚悟を決めた後の目力はさすが。終始喉壊しそうな叫び方で、思ってたより激情型の哲雄さん

死体を紙で包むときの表情が、冷静通り越して「無」って感じでぞっとした

頭怪我した後の帽子が妙に似合ってたし、

有名な、死体埋めた後の雨に打たれるキービジュアル、あれの再限度が高すぎてぞっとした

 

歌仙、零花

歌仙さん、美人の女優さんがどうやったらあんなにどこかにいそうなお母さん姿になるんだろうってくらい見た目普通のお母さんの仕上がり

あのくらいの年代の女性って、絶妙な丈のパンツ履くよね

珈琲に下剤入れたり、屋上から忍び込んだりする歌仙さん天才パートはいつ見ても好き

零花ちゃんはビジュ強くて可愛い子や~~って見ほれてしまう、恭一に置手紙で接触するところ、どの媒体で見てもハラハラする

 

恭一

歩き方から素行悪そうな感じいいね、お顔が綺麗すぎるからチンピラ衣装が若干浮いてるまである

最後まで哲雄のこと疑い続けるのやっぱり随一頭切れるんだなあって思う。

料理シーンが若干おぼつかないな、と思ったら料理経験ないから大変だったとどこかの回のアフタートークで聞きました

 

麻鳥、窪、志野

麻鳥さん、一番良かったかも

バーで哲雄の隣に座って話し始めたときマジでこのままやられるんじゃ…?って心配になるくらい切れ味あった

息子が死んだってわかったあたりから本当に鬼気迫る感じで、見てるだけで手が震えた……!

娘をやられる前にやった哲雄、息子をやられてから諦めた麻鳥、どっちもだめだけど双方理由はあるということ。納得はしちゃいけないけどね。

窪は今回だけだと不憫な中間管理職感あって、中東帰りとかそういうキレキレの武闘派な感じが無かったの残念、活躍の場がこの先だもんね

志野は本役としてはほとんど出番ないけど、哲雄のモノローグが多く割り振られてて、原作の展開のことを考えるとホホーとなりました


演出や舞台設計について

今回、全体通して一番感動したのが演出の素晴らしさ。

どうしても、殺人事件とヤクザ関連の話だから、血が出たり死体を処理したりとか生々しいことが起きてしまうんだけど、それをうまく表現したのがすごかった。

死んだ役者に紙を巻き付けて、リアルタイムに型をとって死体として扱うって考え付いた人本当に天才だと思う。

造形がリアルすぎて、まだそこに人がいるみたいで体温感じて怖いくらいだった。

紙を小さく小さくしていくことで、死体に起きた状況を表していき、最終、恭一がひっくり返した植木鉢から細かくなった紙が出てきたとき心底ぞっとした

完全な暗転は数回で、それ以外は舞台装置(枠だけの箱)とかカーテンとかで場面転換表現してるのもすごい。

尋問後突き落とされるところや、最後お金をばらまくところとか、天井からのギミックも多くて見ごたえあった。お金は紙幣と同じくらいのサイズの無地の紙でした。

舞台上だけじゃなく結構客席や通路も使ってて、

当日座席が2列目で、前の席空席かー最善なのにもったいない、と思ったら劇中キャストの人がどかっと座ってきてビビった。ただ、逆に自分の席から遠い位置で起こっていることはかなり見えにくいかも。

哲雄中心に結構モノローグ多いけど、うまいことその時出番じゃない人が工夫して語っててすごかったし全然違和感なかった。

 

その他

座席の配置、通常の椅子席より後ろにボックス席あって、テーブルもあってなかなか快適そうでよかったです。
リピ券、当日券も売ってたけど、なんでこの内容でもっと流行らないのか、それが謎ってくらいよかった。遠征民でなければもう一回来たかったです。

 

本当に本当にいいものを見ました。漫画・ドラマ・アニメも見てますがどれとも甲乙つけがたいくらいよかった。尺も脚本も演出もどれも最高だった。

帰りの新幹線の中で、電子でもう一回漫画版読み返しました。よい作品だ。

 

2026年の観劇はじめはゲ謎舞台でした。

これも忘れないうちに感想書こうと思います。

ではまた!

『あんさんぶるスターズ!THE STAGE』-Blessing Moment あんステ感想 無事成仏しました

こんにちは、まこです。

先日あんステ、valkyrieとRa*bitsの返礼祭を見てきました!

公演ポスターっていつ見てもいいものですね

公式HPはこちら

ensemble-stage.jp

 

原作ゲームプレイ済み、公演内容のネタバレあります。

 

全体の感想

良かった、良すぎた、感動した。

1曲目イントロからなぜか涙が込み上げてきてもうダメでした。

あんスタにはまったきっかけが、あんステMOMの円盤でValkyrieの演技を見たからだったので、まさか数年後自分の目でValkyrieを見る機会がやってくるとは…いやドラマティカは見ましたが、あれはまた本編とは少し立ち位置が違うので、斎宮宗と影片みかがそのまま実在してくれることに感謝です。

Valkyrieのオタクとして、ラビとの扱い方の差が少し気がかりだったり、登場キャストの人数自体少ないので、似たような会話の繰り返しや舞台上の余白が気になるなど、ん?と感じる部分もありましたが、総じて見に行って大満足でした。無事成仏しました。

 

あらすじ

あらすじ
ホワイトデーに開催される、夢ノ咲学院の一大ライブ【返礼祭】。
それは、ドリフェスの主体が下級生に譲られる特別なイベント。
卒業を控えた3年生にとっては、学院生活の締めくくりとなるステージでもあった。

【返礼祭】を区切りに、アイドル活動から一度退く決意をした仁兎なずなは、
頼もしく成長した『Ra*bits』の後輩たちを見守りながらも、
かつての仲間である『Valkyrie』の行く末を、ひそかに案じていた。

卒業後、海外の大学へ進学する斎宮 宗と、
これからも宗の「人形」であり続けたいと望む影片みか。
『Valkyrie』を引き継ぐことをためらうみかに、宗は厳しい言葉を投げかける。

迎えた【返礼祭】当日。
みかが姿を消したことを知ったなずなは、宗のもとへと向かうが……。

“君の過去と、現在と未来を、祝福し肯定しよう”
――それぞれが願う未来へと進むため、
「最後」のステージが、今、幕を開ける。

(公式サイトより引用)

 

キャラクターについて

斎宮宗

(ドラマティカの感想と同じく)何回も言いますけど、絶対に事故が起きそうなピンクベリーショートフリル男性を違和感なく実現してくれることに感謝。どの角度からも隙無く美しかったです。

最近ゲーム内では私服ばかりでそれに慣れていたので、ズ時代の制服が懐かしくてときめきました。実際目にすると青い!ってびびる。

歌唱パートはどの曲も超大好きで選べない!!特にラスラメ、「ラストラメント」の歌詞の歌い方、声優CDだと結構ささやくようにというか、あまり力まず歌ってる印象があったのに対し、俳優二人とも真に迫ってる、力がこもった歌い方になってところが大好きでした。

みかちゃんのこと沢山考えて、考えて、出来る限りの愛をくれたんだなあって改めて思いました。返礼祭の衣装があまりにもお似合いでいっそ心臓が痛かった。

 

影片みか

ありがとう…ありがとう…この世に、影片みかに命を吹き込んでくれてありがとう…

最近のValkyrieに女児人気があるっていうのも、このみかちゃんなら大いに納得。

世界で一番お師さんが大好きなのに、急に手を離されたみたいで傷つくのも、なずなに嫉妬しつつも嫌いになり切れないところも、全部可愛くて最高でした。

返礼祭の衣装がマジのマジで大好きなので、一瞬で着替えちゃったのもったいなーい!と思いつつ、二部の純白衣装も良かったのであと1時間くらいやってほしかったです。帽子含めあんなに布盛り盛り盛りだくさんにしてるのに綺麗ってどういうこと?

あとアンサンブルの嵐ちゃん、シルエットですら可愛い。好きです。

 

ラビッツの皆さま

全員可愛い。成人男性のはずなのにどうしてこんなに可愛いんだろう。

なずなが、後輩たちに大きくなったなあってしみじみするの、可愛いと思う反面なずな地震もまだ愛されるべき子供だよ…!っても思うし心が2つあるー。

なずなと創の方が特に好きです。

 

演出や舞台設計について

全体として、演出もくどくないし舞台装置もシンプルで、最後列に近い席でしたが見やすかったです。

私が見た回、歌唱シーンの途中でラビのパステルモチーフの立て看板?が倒れてしまったんですが、気づいた創と光が可愛くマイムしながら袖まで運んでてプロだなと思いました。

ただ、ラビッツの歌がValkyrieに比べて少し短い気がして(Valkyrieがフルで歌った後に、ラビが1番しか歌わないなど)これはユニットのバランス大丈夫か…?と一人ハラハラしていました。

今回、ライブパートではペンライト可だったんですが、あんスタ名物「歌と歌の間に演技シーンが挟まる」ので、いつペンライト振っていいのか・やめればいいのかわからなくて焦りました。やっぱりよく考えなくてもライブ中に話するのおかしいな??

あと、既存曲に加え、それぞれのユニットに舞台オリジナル曲がありまして!それがすごく好きです!!音域が俳優に合っていて歌いやすそうで、初見なのに歌詞がストレートに伝わってきてどっちのユニットのも大好きになりました。

 

その他

会場はステラボール、駅近会場っていいですよね。周りのクリスマス装飾も綺麗でした。帰りに高輪ゲートウェイ駅に初めて行って、展望フロアから富士山の日没を見て感動しました。肉眼で富士山見たの初めてかもしれません。

あと、蟲師展見て原画の綺麗さに圧倒され、帰りの新幹線の中で電子書籍を買って読み返すなどしていました。ギンコ、いい漢。

 

11月はこの後、舞台マイホームヒーローを現地で、ラッキードッグ1を配信で見ましたので、年内にその感想も書ければと思っています。

そして1月はゲ謎~~楽しみだ~~~!

ではまた!

舞台「魔道祖師 邂逅編」感想 世界観に浸れる最高の序章

こんにちは、まこです。

今回は、舞台「魔道祖師 邂逅編」 ステそし見てきました!

迫力あるポスター

 

東京公演を見てきました、とても暑い日でした。

以下、原作・舞台どちらもネタバレありで記載します。

原作は3年ほど前に小説版を読み終え、アニメとドラマ(陳情令)は途中までで止まってるので、今後の展開などうろ覚えな部分があるかもしれません。

感想では固有名詞は出来るだけ姓+名か名前で書くことにします。脳内では魏嬰とか藍湛って呼んでますが、後で読み返したときに混乱しそうなので。

 

stage.mdzs.jp

公式サイト

 

 

全体の感想

原作ファンとして大納得の、超素敵な舞台でした。

舞台装置から衣装、殺陣、立ち振る舞いやセリフまで世界観しっかりでありがとうの気持ちしかありません。可愛い人はとことん可愛いし、凛とした人は人外か?ってくらいハッキリと綺麗だし、回想挟んで過去と現代とで行き来する時系列もまったく混乱しませんでした。むしろ即伏線回収がされて愛しいまである。

なじみの少ない古代中国ファンタジーだけど、登場人物ごとに衣装の色がはっきり違って陣営が一目でわかるし、名前の呼び方は難しいけど明らかにその人に向けて声をかけてるな、とか、あの人のことを指してるんだなってことが演技で伝わるからめちゃめちゃ理解しやすかったです。

演出自体も凝っていて、船の上での戦闘っていう難しいシーンもチープにならず迫力ある演技が伝わってきました。

ここで終わるの!?うそでしょ!?みたいなところで幕引きになったので、絶対絶対絶対また続きみたいなーーー!

 

あらすじ

世は 岐山温(きざんウェン) 氏が暴虐の限りを尽くし、民が苦しみにあえぐ時代。
姑蘇藍(こそラン) 氏・ 雲夢江(うんむジャン) 氏・ 蘭陵金(らんりょうジン) 氏・ 清河聶(せいがニエ) 氏をはじめとする仙門の修行者らは力をあわせ、温氏の討伐に成功する。
なかでも 夷陵老祖(いりょうろうそ)である 魏無羨(ウェイ・ウーシエン)は貢献を果たしたが、強大な力を持つ鬼道に手を染めたがゆえに人々に恐れられ、やがて身の破滅を招いてしまう。
そして十三年後。
呪術によって蘇った魏無羨は怪事件に出くわし、宿命の相手、姑蘇藍氏の 藍忘機(ラン・ワンジー)と再会する。
事件を追ううちに十三年前の真相に迫ることとなり―――
2人の激動の運命をめぐる物語が始まる。

※公式サイトより引用

 

キャラクターについて

魏無羨

本当に可愛い!!!!

大人の男性なのにあれだけ可愛い仕草が出来るのがマジで信じられないです。一挙手一投足が可愛いのに、殺陣や笛演奏のシーンは美しくてギャップがすごかった…!舞台上での存在感とは逆に、体格が細くて薄い感じなのが想像の通り過ぎました。

普通にしてる時の仕草もいいし、痴れ者のふりをした時のなよっと感とか、過去シーンの忘機にちょっかいかけるいたずらっ子要素も、どれも違って全部とっても良かったです。藍湛~って呼びかける声が終始甘いのなにごと?

特に好きなのは、幕が上がってすぐの夷陵老祖での登場シーン。最初があれはずるいなー、一目で好きになっちゃう。あそこだけ見たら本当にラスボスみが凄いです。衣装の種類も多くて見ごたえありました。

自分で納得することや他人の危機には進んで手を貸すし、納得できなかったり楽しくないことは全力で否定する精神性が好き。

演じてる方が初舞台ということで、たまにセリフを噛んだりはありましたが、全体の流れには影響なかったので気になりませんでした。ただロバの鳴き声独特すぎんか?

 

藍忘機

美人画がそのまま抜け出してきたのか?ってくらい立ち姿が美麗でした。

その場にいるだけで存在感がすごすぎる、溜息出るくらいの美しさってこういうこと。過去編も含めほとんど表情を崩さないのに、復活した無羨のことを見つけた瞬間、ずーーっと無羨の手を離さず掴んだままなの愛おしすぎます。ウサギのあれこれとか全人類ギャップで恋に落ちちゃうでしょ。

BLの話して恐縮ですけど、こんな品行方正が形を取ったような人がガチ目な攻めなのが最高だなっていつも思ってます。冷泉のシーンで無羨より体格が良くて良…と思いつつ、なんだか見てはいけないものを見てしまった気持ちでそわそわしちゃいました。

琴を持った姿も剣をふるう姿も絵になりすぎる。

藍氏はみんな白衣装に抹額(鉢巻)で統一感がすごい中で、特に忘機の衣装の布地がたっぷりで贅沢……美……って思ってました。透明感の鬼か。

体感、セリフ量は無羨の1/3くらいしかない感じがしましたが、視線で全てを物語るのずるいですね、大好きです。

 

江澄

立ち振る舞いの天才。

過去編とのギャップが大きくて、何でこんなに仲良しだったのに今は嫌ってるんだろう?って話に引っ掛かりを生むキャラとして最適だと思いました。

多種多様な美人が揃う中で、芯のある美形、って感じの表情がめちゃくちゃ好きです。

今回、江澄役がわだくまだって聞いてチケットとることに決めたので、期待・予想の150%超えを果たしてくれて大満足でした。

ちょくちょく指輪の紫電に触って武力行使を匂わせてくるの物騒で好き。金凌にはあともう100歩くらい歩み寄ってあげてね。

ずっと13年前と同じ仲良しでいたかったよな~~~~と思うとつらい

 

姑蘇藍氏の皆さま

藍曦臣はマジで笑顔が綺麗すぎる、笑ってないシーンあるんか?ってくらい柔和で朗らかでナイスお兄ちゃん。忘機のこと全部わかってくれてありがとうございます大好きです

藍思追は一目見たときから可愛くて大好きになりました。将来確実に美人さんになるであろう逸材。横を向いた時の顎のラインがシュっとしてて見惚れた。ウサギの抱き方愛おしいね

藍景儀のやんちゃ感がそれそれ~~~って嬉しくなりました。周りがやばいやつすぎて常識人なのにおかしなこと言ってるような気分になるの不憫で可愛い。髪の毛ふわふわなのも似合ってた。

藍啓仁様は出番がそこまで多くないのに存在感抜群なの流石って感じ。掟を書いた巻物を目の前に転がすのずるいな。何メートルあるんだ?

声に説得力がありすぎる。

 

蘭陵金氏+その他の皆さま

金凌

プリティ!姫!私の中で無羨と思追と金凌の3人が今回の可愛い3トップです。

弓キャラだから矢筒から矢を引き抜いたり狙いを定めたりと他の人より所作が多いのが見ごたえありました。髪の毛を整える仕草がマジお嬢様。功を焦る若者っていいよね。

最後のお辞儀、一人だけ浅くしか頭を下げないの解釈一致でした。

 

金子軒

もっと出番欲しかった!言いたいこといっぱいあるけど今後のこと過ぎるので、とにかく出てくる度美人さん…こりゃあ自分大好きでもしょうがないわ…と見惚れずにはいられませんでした。

 

聶懐桑

これまた美人さん。扇さばきが綺麗で、殺陣で一人だけ獲物無しで演じてたのに迫力が落ちないのがすごかったです。

 

演出や舞台設計について

様々な工夫が凝らされていて、ストレスなく内容に没入できる舞台でした。

古代中国ファンタジーBL小説原作、っていう前提があるので、ちょっと安っぽいつくりだったら嫌だな…なんて思っていたのですが、全くの杞憂でした。

まず舞台全体に水墨画調の背景画が吊るされていて、それだけで世界観へ引き込まれる感覚がすごかったです。あとでメイキングPV見たのですが、あれって手書きだったんですか!?てっきり印刷だとばかり……すご……

セット自体も薄布が効果的に使われて、舞台転換は頻繁でしたが気になるほどはありませんでした。

上でも言いましたが、OPで各キャラクターの名前を投影して教えてくれるので分かりやすいし、過去編へのシーン転換も服装やアンサンブルの仕草できちんと伝わりました。13年前無羨の衣装、あんまり江氏っぽくないな?って思ったら裏地が美しい紫色しているところが好きポイントです。最後何で着替えたんだろう、可愛いから良いか。

湖での戦闘シーンで、セットの上段を使いながら下を綺麗に布で覆い隠し、そこに飛剣を投影するのは天才の発想。

客降り演出というか、通路を使った演出も多くて、前方確約席だったので本当の間近で見られて眼福でした。多分日替わりだと思うんですけど、客席が忘機の飼ってるうさぎちゃんになった瞬間もあったし、赤い服着てた女性の方を指して「ここだけ毛色が違う」って言ってました。可愛い。

一方で、投影系の演出は前方席だと角度がついてしまう関係上かなり見えにくくて、全体の整合性を取るのは大変だなと思いました。特に今回は席の価格差を付けて前方確約席を販売してたので、その高額席の人たちが見えにくい演出になるのは……でも近くで演技を見られるのはプライスレスだし……といったところ。

あとウサギのぬいぐるみが若干リアル寄りで、デフォルメされすぎていない分思追とかが抱き上げるのが自然に見えるし、無羨が置いていくときつがいにさせる仕草も良かったです。

 

その他

今回の舞台に不満があるとすれば、マチネの上演開始時間!

12時開演なのでグッズ販売、会場入りも考えるとお昼ご飯を食べる時間がマジでない!私は遠征組なのでさらに時間が無くて、移動中にゼリー飲料飲んでごまかしました。

休憩中ロビーでおにぎりやパンなど食べてるお客さんもたくさんいたので、次は出来れば13時以降の開演にしてほしいです。

上演アンケートに「舞台写真欲しいです」って書いたら公演終了後に叶ってめちゃくちゃ嬉しいです、欲を言えば上演期間中に現地で売ってくれればなお…(通販します)

 

 

というわけで、とても充実した観劇でした。なんで円盤・見逃し配信してくれないのか……世界の損失すぎる……

原作うろ覚えな部分もあるのでまた読み返すか、途中で終わってたアニメか陳情令の視聴を再開するかなーと考え中です。

次回公演も絶対行きたいので、今年の冬?来年の春くらい!?期待してます!!!

 

ではまた!

「学芸員 鎌目志万とダ・ヴィンチ・ノート」感想 そうだ劇場に行って美術館にも行こう!

こんにちは、まこです。
今回は、「学芸員 鎌目志万とダ・ヴィンチ・ノート」見てきました!



東京公演の初日でした。いい天気だったな~

 

kamameshiman.com

公式サイト

 

全体の感想

沢山笑えて最後さっぱりと終わる、いい舞台でした!

序盤で、コロンボのようにこれからのお話の流れから結末までを教えてくれるので、
観客は大体の展開や複線を踏まえた上で見ることになります。

そのせいか、あんまり深読みなどせず、
笑えるポイントで素直に笑えたし、心温まるところは静かに見守れたし、橋建築の現場は臨場感がすごくて自然に拍手が出ました。
最近はサスペンスとか考察とか妙に頭を使うコンテンツが多いので、
結末を知った上でそこへ過程を楽しむっていいなーって思いました。

それでも、あのオチは想像つかなかった!
笑って終わるっていいですね~、劇場に見に行ってよかったです。


あらすじ

行こう、美術館へ。
 
美術館って、静かで、難しそう? いえいえ、この物語に出てくる美術館は、騒々しくて、わかりやすいです。
それは、働いているのが、騒々しくて、わかりやすいみなさんだから。
ここに、新人の学芸員としてやってきたのが、レオナルド・ダ・ヴィンチの研究をしている鎌目志万(かまめしまん)という男。
そんな彼には、ある秘密が……。個性豊かな面々が繰り広げる、ミュージアム・コメディです。
(公式サイトより引用)


キャラクターについて


鎌目志万
ダヴィンチのことが大好きで研究する傍ら、とりあえず社会人もやりつつ執筆物から作者の気持ちが読める青年。
ビジュアルから間の取り方からあ~~拡樹くんだなぁ~と思いました。
日本語はちゃんとしてるのに、最初から最後まで、全員とテンポ合わないの徹底してるのがすごかったです。
自分のやりたいことしかやらない!タイプかと思いきや、ラップバトルとかは素直にやってくれるから、結構流されがちなところがふわふわしてて可愛かった。

不思議な名前である理由は特になしだったかも。覚えてもらいやすくてとっかかりになるから?やなせリスペクト?
かまめ~って呼ばれる機会が多いから、耳なじみが良くて名字の響きが好きだなと思いました。実在するのかは分かりませんが。

ダヴィンチに対する研究で評価されたことが、彼の特殊能力を使ったものじゃなかったというのがよかったです。
ただ彼の頑張りや興味の深堀によって評価される世界、優しくていいね。

 

リサさんが可愛すぎました!!!ほんとに好き
縁起も素直に伝わってくるし、ビジュアルとしても透明感がすごくて、ちょっとブリティッシュっぽい柄のスーツもお似合い
お父さんの気持ち、分かって良かったね(泣きそうポイントその1)
恋愛に発展するのでは?って周りの人がおぜん立てしてくるのに、終始照れとかじゃなくガチ否定してるのが好感もてたのに、
結局最後恋しちゃうのなんで~~~やだ~~~って思ったけど幸せならOKです……

 

監視員の幸子さんの本当に実在しそう感がすごい、一緒に働きたい
職場に絶対こういう人いるわ~~からの歌うますぎて笑った
彼女がいなければ告知がバズらなかったのではと思うと、救世主幸子様

 

羅山さんがナイスキャラ過ぎて、憎めない通り越して愛されポジション。
登場するたびザ・悪役テイストの渦巻きを背景に浮かべるの何なの
名前を間違えられまくるくだり、絶対次もその次も来るぞって分かってても笑っちゃうのが悔しい

 

鰤田さん、樫尾さんも好きだし館長も警備員さんも大好き~~~
最後、完成した図録見てこれが初めての本…!ってなってるところもらい泣きしそうになっちゃった、よかったね(その2)


演出や舞台設計について

お仕事ドキュメンタリーに笑いの要素を鬼盛りした感じで、変な引っかかりなく最後まで素直に見られました。
繰り返す笑いというか、天丼的に同じ要素で何回も笑わせてくれる(なんと伝たわりづらい表現か)の引き際がすごくて、
もう1回同じことやったら飽きる、のギリギリ手前で終わって、最後だけちょっと捻る感じが本当に上手だなと思いました。

あと、本番でダヴィンチの橋実現するのすごくないですか!?!?
席が2列目だったから撤収時ガン見したら、木材に目立たないようちょっとだけくぼみとか出っ張りとかあったので、
実際は素組みではなく崩れないようにはしてそうですけれど、即席で作ったやつに成人男性が登れるのはすごいです。
理論だけでなく現実で示してくれるのが、
画像としてはいつでも見られる絵画や美術品の「本物」を見に行く美術館という存在とリンクして見えて良かったです
撤収の時、ねぶたの掛け声してくれてありがとうございました(青森県民)

舞台装置の転換もスムーズだしそこまで頻度が高くないから集中力が切れなくていいです。
開演前ずっと無印の店内みたいなBGM鳴ってるのあれ何だったんでしょうか笑

 

恋愛要素が本当に必要だったかは少し謎です。
恋…してたか?離れていた間、内省の結果恋心に気づいたってこと??
リサさんはいつ恋に落ちたんだ??そこは無理してくっつかなくてもいいような気がしました、考えすぎかな。

 

最後のオチは本当に思いつきませんでした。私も含め、流石に周りもみんな声を上げて笑ってました。オチで落ちるの初めて見たかも。
壮大な伏線回収にもほどがあるー!!


その他


私が行った回では、客席の男女比率は男3:女7という感じでした。
ブロマイドがランダムでないこと、クリアファイルが2枚セットであることに大きな感謝を。いつもこうであってください。

学術的なことももちろんですが、全体として伝わってくる「美術館っていいな」って勢いがすごいから、
終わった後とても美術館に行きたくなりました。
ので、行きました。

 

国立西洋美術館!モネ展!
平日午後に行ったら入場100分待ちで本気…?って思いましたけど頑張って並びました。
実際のところは60分ほどで入れました。
前日クイズノックの動画で予習してたので前庭の彫刻達もしっかり見ました。


教科書にある睡蓮以外にも、庭や橋や色々な作品を、同じモチーフのものを時系列でみられたのが良かったです。
中はかなり混雑していましたが、音声ガイド借りる派なので思ったより集中して見られました。
説明書きを立ち止まってしっかり読む時間が取れなくても音声で聞けるのいいですよね。

本当は常設展側で「波」という絵が見てみたかったのですが、ここ数年は展示していないみたいで残念。
でも常設展もしっかり見ました!宗教画がいっぱいや~~


というわけで、今年初めての観劇記録でした。
今回は珍しく、観劇終わった後すぐ書けて良かったです、いつもこうありたいな

次は来月、魔道祖師の舞台観に行きます!原作が大好きなので凄く期待してます

ではまた!

劇団『ドラマティカ』ACT4/魔女とお菓子の家 感想 世界はこれくらい愛に溢れてていい

こんにちは!まこです!

今回は、あんスタの劇中舞台?であるドラマティカを見てきました。

美……

 

公式サイト

dramatica-stage.jp

これまであんスタ関連は円盤か配信で見ていたので、今回初めて現地に行くことが出来て、客層とか雰囲気とか知れて良かったな~と思っています。

観劇の理由としては、大好きなヴァルキュリーが主演だから!

元々俳優目当てでマリオネット~の映像を見てヴァルというキャラクターが好きになり、そこからあんスタをプレイし始めた経緯があります。遅めにはまったので既に公演は終了しており、もうあの二人が演じるヴァルキュリーを生で見ることは出来ないのかな、と半ば諦めていたところでこの公演!絶対絶対行かなきゃと思い無理やり休みとチケットを取りました。さらに、その後2025年には返礼祭の舞台化……!もうもう今から楽しみでたまりません。返礼祭の衣装デザイン最高だよね……

そのため、過去のドラマティカ公演を見ておらず、以前との変更点などは分からないのですが、新規的な目線で感想を残そうと思います。

内容のネタバレに触れますので、観劇前の方はご注意を。

 

 

 

全体の感想

見てよかった!!満足できました。

全体のベースがグリム童話(ヘンゼルとグレーテル)なのでファンタジー色100%の中で、あまり可愛くなりすぎずダレずに最後まで持っていってくれたな、と思いました。要所要所で見どころを作ってくれる構成が上手いと感じました。

あくまで劇中劇というか、あんスタのキャラクターが配役を受けて舞台を演じているという二重演技ということで、かなり演じるほうは大変そう……と思いつつ、そこはあまり元のキャラクターに引っ張られすぎずに脚本が出来ていたので、強く意識しすぎなくてもいいのかも(一部ディシーの裁縫得意設定は唐突さがある気がするけど)

無理のないハッピーエンドっていいものですね。

 

あらすじ

継母に捨てられたヘンゼルとグレーテルが迷い込んだのは、人食い魔女がいると恐れられている森。
途方に暮れるきょうだいの前にあらわれたのは、魔女たちが人間のこどもを誘い込むための罠「お菓子の家」…
だが、その家は魔女・ディシーが究極を追い求めるあまりに、いまだ完成していない建設中の「お菓子の家」だった。

思いがけないこどもの来訪に一同は慌てふためくが、きょうだいは「お菓子の家」づくりを手伝いたいと言い出して——。

劇団『ドラマティカ』ACT4はグリム童話『ヘンゼルとグレーテル』を題材に、魔女とこどもたちの数奇な出会いが巻き起こす新たな物語!
彼らのつくる「奇跡」をどうぞ、ご賞味あれ。

(公式サイトより引用)

 

 

キャラクターについて

ディシー/斎宮 宗

まず造詣が天才。

高身長男性がピンクベリーショートかつフリル山盛り衣装って、どこを切り取っても事故しか感じないのに、あそこまで違和感なく実在できていることが奇跡だと思います。体が薄く見えて、ベッドにもたれかかる仕草が様になる。一番好きなのは先がとがった真っ白な靴と、フリルの合間から見える長い足です。

魔女として生きているけれど、魔力を私利私欲のためというか他人や周りのために使える優しい人。きっとこれまでも、師匠との生活を継続させる為・自分の研究の為には使うけど、それ以外のことには興味を持ってなかったんだろうな~と思います。それがヘンゼルとの出会いで世界が広がったことが分かる。

そんな中でヘンゼル(みか)と出会って色々な変化があり、最終的に、愛を与えて、受け取ることが出来る人になった。いい話や~

歌が上手いしどこを切り取っても斎宮 宗なので一つも文句ないです。多分日替わりなのか?みかちゃんからの無茶ぶりにもしっかり対応してて可愛かったです。

 

ヘンゼル/影片みか

いつもより「んあ~」感が無くて、ちゃんとヘンゼル役としてそこにいるんだなという立ち位置がはっきり伝わりました。そんな中で、おそらくヴァルの2人に合わせて書かれたであろう脚本(現実的な意味ではなく、あんスタ界でこの脚本を書いた人がいるという意味)を恥ずかしさなく演じ切るのがえらい。宗は嫌がらなかったのかなぁ

対してカテコだけはしっかりふわふわするみかちゃんに戻ってて可愛い満点100点でした。いつもよりちょっと宗に強気なみかちゃんが見られて大変大満足です。

薔薇と蝶の話に二人を例えるくだりが大好きで、どちらの目線からも幸せになれない結末しか待っていないところを、愛で解決するのがらしいなって思いました。

ヘンゼルも奇跡の果実がウソってのは薄々分かってたんじゃないかな、でもこれしかないしそこに言及したら正気に戻っちゃって辛すぎるから、あえて考えないようにしていたような気がする。

宗くんとは違って、大変失礼ながら写真だけだとそこまでキャラに近い訳でもない?と思っちゃうんですが、口を開いて手を動かした瞬間影片みかそのものなので、これは本当に生で見て良かった、一生の宝……と思いました。

 

グレーテル/仁兎なずな

可愛いっ!ゲーム内の舌ったらずなしゃべり方と頑張りすぎるお兄ちゃん属性がそこまで好みじゃないな……と思っていたのですが、今回はその要素がかなり薄くて、純粋に聡明で自分の立ち位置をしっかり分かる男の子として大好きになりました。

パティさんと段々仲良しになっていくの超キュートでいいなー! 結局、最後までクッキーが上手く焼けなかった理由は、彼の根源的なところにお母さんのぱさぱさクッキーがあるから、ってこと!? 理由が難しい。

 

ラオ/青葉つむぎ

大好きー!ちょっと含みのあるキャラ、いいですね……!

序盤、ヘンゼルが地面に撒いたパンくずを拾って小鳥に食べさせちゃうシーンについて、ただ純粋に面白がって遊んでるのか、ディシーのために子供をより森の奥深くに誘い込んでるのか、ちょっと考えちゃいますね。後者だといいな。

ふらふらするディシーに比べ、派手な魔法を使いまくってるし最近魔力補給してないって話になって、いつかラオ自身が魔力切れで死んじゃうんじゃないか……!って気が気じゃなかったです。なるほど、愛の奇跡があればその後魔力の枯渇は起こらないってこと? もしくは、魔力供給源が子供丸かじり以外にも1つ増えるってイメージかも。ラオならキイチゴ食べておけばOK的な。この辺どうなんでしょうね。

ビジュアル的にも透けるアシンメトリーローブをふわふわ漂わせながらあちこちから顔を出すから、かなり目を引きました。

初めましての方でしたが、歌も上手くてめっちゃいい。

 

パティ/日々樹 渉

アーク/氷鷹北斗

二人まとめていい保護者、いい大人って感じがします。

過去ラオのお菓子の家も手掛けて幼いころのディシーに奇跡の果実の話をしたことがあるしたら、この二人は一体何年生きてるんだろう……!いくら森の奥は時間の経過が緩やかになるとはいえかなりのものじゃない!?

年月を重ねた二人っぽいやり取りが超好きです。多分アークさん子供の頃パティから手作りのお菓子作ってもらったことあるでしょ、思い出の味ってそれなのでは。

二人がこの職を選んだ理由とかこれまでのやり取りとかいろいろ知りたくなるな~

 

演出や舞台設計について

そこまで大掛かりなものはなく、舞台装置の転換もスマートに行われていたので、ストレスなく見られました。一部、背の高い大きな装置が多いせいか、暗転移動の際ゴロゴロ……って結構大きめの音がしてビビりました。

魔女たちが魔法を使うときのエフェクトや、終盤の流れ星、夜空など視覚効果が綺麗に映えて良かったです。

作中、もしかしてここ日替わりかな?って部分が何か所かあったんですが、中でもグレーテルとパティの掛け合い(お菓子スキルアップのため、いろんな言葉をお菓子化する)はこれ要る……?って思うくらい長くてちょっと飽きました。後ろで着替えとかしてるのか……?

それ以外はさっと終わるので、30代男性が獣の物まねしてても許せた。出来ればあんまりメタ的なワード聞いて現実に戻りたくないけどちょっとならいいかなって。

 

その他

グッズはかなりランダムのものが多かったですが、出演人数がそこまで多くないおかげで、12種あっても1人2種=1/3の確率でヴァルのどちらかはあたる想定なので、結構自引き出来ました。

休憩時間がないので交換するタイミングには気を付けないといけないですね。現地交換したいなら早めの入場をお勧めします。

グッズ購入自体は、開演30分前に行って10~15分ほど待ったかな?窓口が多くて対応はスムーズでした。

ただ、舞台写真の追加タイミングが全公演終了後なのは謎すぎます。2週目から追加とかにして現地で買わせてほしい。後日アニメイトで買うのは地方民的に面倒でやだー!

 

 

以上、初めてのあんスタ舞台、初めてのドラマティカ。

超楽しめました!!!行ってよかった!!!!

来年の返礼祭が今から楽しみで楽しみで仕方ないので、それまで過去の円盤とか見返して徳を積もうと思います。

 

鴨ノ橋ロンが日程的に現地に行けず、もしかしたら、今年はこれが最後の観劇になるかも~~さみしい!

配信でみたものなどあれば、また更新しようと思います。