兼、なぜブログを作ろうかと思ったかについてです。
最近の同人は凄い。とにかく情報量が多い。ここ数年、女性向けアイドルジャンルにいるためさらにその傾向が強く感じます。ツイッターを開くたび、朝昼晩問わず誰かがリアルタイムにジャンルの話をしています。すごい。
公式関連含めフォロー100人程度の私ですら追い切れないほどの情報があるのに、200、1000以上フォローしている人はどうやって整理しているのかと驚きます。
私のツイッターアカウントはいわゆるジャンルアカではありません。
推しCPの萌え語りも同人誌の新刊情報もピクシブの更新案内もガチャ結果画像も上げていますし、ニチアサの話もFGOの話もなんなら今から出張行ってきますとかスイーツビュッフェを食べてきたよなど日常話も挟みます。
フォロワ―はフォロー数*1.5程度と人気者ではありません。
それでもいつのまにか、他人と比べてしまうようになりました。
萌え語りしていいねがつかないと無視されているようで辛い。
前回よりいいねが少なかった場合は何が良くなかったか反省し落ち込む。
そのため、フォローしている相手のちょっとしたCP話や買ったグッズの写真は必ずいいねしないといけないような脅迫観念に晒される。
何か呟いた後は、周囲の反応が気になって何度も再読み込みしにいく。
ピクシブのブクマよりそれを告知したツイッターのRTいいね数が欲しい。相互フォロワ―の呟きは全て把握していないと気が済まない。
作品が好きでフォローしたはずの神でさえ、空リプが多いとかマシュマロくださいの回数が多いとか些細なことで嫌いになり、見たくないのに見続けていることが苦痛で仕方ありませんでした。
完全に依存症です。
ならピクシブなど、ツイッター以外の外部サイトに作品を投稿するだけにすればいいのではないかと思うのですが、そこは原作がスマホゲームのアイドルジャンルなので、ツイッターで存在感を示していかないとまず読んでももらえない。
プライベッターや新書メーカーを駆使して読みやすいSSを書いて、RTいいねをもらって私はここにいるよ!とアピールしてから、よかったらピクシブでも読んでみませんか?と丁寧に誘導しないと始まらない。
だって2万字の小説を書いたら誰かに読んでほしいし、体力と睡眠時間を削って作った同人誌を出すからには多くの人に手に取ってほしいんです。
その欲求が収まらず、交流票でもいいから数字が欲しい!という気持ちに収拾がつかなくなったのです。
最もこじらせていた時は本当にそう信じていました。そんなことないのにね。
今は少し落ち着き、自分が見たい時だけ楽しく眺める程度になりました。
一日一回アプリを起動すればいい方で、忙しい日は数日ほったらかしにすることも多いです。
なぜかというと、ある日スマホを落としたからです。
観劇で訪れた遠征先(京都)のタクシーの中に置き忘れ、そのまま帰りの新幹線に乗ってしまったのです。
幸いにもタクシー会社の方がすぐ警察に届けてくださり、所在地を確かめソフトバンクから紛失届を受取り自宅に着払いで送ってもらうまで一週間ほどかかりました。
自宅にあるPC以外タブレット端末などは持っていないので、平日仕事をしている間は、大好きなゲームも出来ないしリア友や家族からのLINEを確認することもできない、なによりツイッターでの情報に乗り遅れることが苦痛で仕方ありませんでした。
通勤時間はIpodでキャラソン聞きながら文庫本を読んで気を紛らわせていました。
しかし、その生活を3日ほど続けたころ、ふといつもより体が楽なことに気が付きました。
話題に乗り遅れないよう必死にTLを遡り都度RTいいね感想リプするという、自分が勝手に決めた義務から解放されて、なんだかすっきりとした気持ちになりました。
スマホ回収後、久しぶりに開いたツイッターで推しの新カードについて話す時、今までよりは周囲からの反応が気になりませんでした。
だって私がいてもいなくてもTLは回ってるし呟きを全部読まなくてもだれも何も思わない。カリカリ気にしているのは自分だけと分かりました。
結論、ツイッターでの同人的人間関係に疲れたので、一旦ツイではなく自分しかいない場所で、いつか思い出したいことを書きためておきたいと思ったのでブログを始めることにしました。
ツイッターに疲れた方は、何か理由を付けて物理的に離れてみるのがいいですよ、本当におすすめ。
アカウント消すまで至らずとも、(IDとパスワードは控えて)スマホからアプリを消すだけでもいい。CPについて話してるのを読みたくなった時は、YAHOOリアルタイム検索すれば鍵垢以外は全部出てきます。マイナス検索も効くぞ。
絵や小説を書いている皆様は、出来ればでいいのでツイッターだけでなく後日ピクシブにも上げてくれると見逃しが無くて助かりますので、どうぞよろしくお願いします。